おすすめBlenderアドオン

巷ではUnityの独身の日セールで人気ですが、米国は対象外(で、70%なんていう割引率のセールなどなかったり……せいぜい50%なんですよね……)なので、冷ややかな目で見ています……ということでアセットストアは別にUnityだけじゃない、ということでここではBlenderのアドオンを紹介していきたいと思います。

Blenderのアドオンは無料で提供されているものも多いのですが、ここではBlender Marketで購入することができるものを紹介していきたいと思います。Blender Marketもブラックフライデーセールの他あ、時々セールを行っているので、チェックしてみるといいかもしれません。

個人的に良い、と思ったものを紹介していますが、個人的な使い方に合致している、といったものも多くありますので、必ずしも合致しないかもしれないですが、参考にしていただければと思います。

Better Fbx Importer & Exporter

Better Fbx Importer & ExporterはFBXファイルの入出力を行うためのアドオンです。BlenderにもFBX入出力機能は内蔵されていますが、こちらはより精度の高いFBXを入出力できます。

内蔵のFBX入力や出力が怪しい場合はこのアドオンを使うとうまくいくかもしれません。特に他のツールと連携する場合はかなり便利に使えるアドオンだと思います。

Hard Ops / Boxcutter Ultimate Bundle

Hard Ops / Boxcutter Ultimate Bundleは、Hard OpsBoxcutterがセットになったツールです。

Hard Opsはハードサーフェース(機械やビルなどの「固い」構造物を編集するのに役に立ちますので、VRの環境を使う時に役に立ちます。結構機能が豊富なのですが、表面の削り取りなどを行うときに便利なツールです。

対してBoxcutterはメッシュに穴を開けたり、切り取ったりするときに役に立つツールです。これを非破壊的に行うことができるので、まずは思うままに穴を開けてから適用することにより、柔軟に処理することができます。

どちらのツールも更新が頻繁にされており新しい機能が随時追加されています。

UV Toolkit

UV ToolkitはUVの展開に便利な機能を追加するためのアドオンです。UVエディタにサイドバーが追加され、様々な構成を容易に行うことができます。

これは動画を見てもらった方が分かりやすいかもしれません。

Pro Align Tool

オブジェクトを並べた時に、揃えたりしたい、ということがあるかもしれません。Pro Align Toolはそれを簡単にするためのツールです。このツールを使うことにより位置揃えをしやすくなるため、目視やスナップを使用して行うよりもワンタッチで多量のオブジェクトを揃えたり、ということができます。

Baketool

BaketoolはCyclesでレンダリングした時の状態をテクスチャとして焼き付ける(ベーク)するためのツールです。内蔵にも一応ベークするためのツールは存在しているのですが、このツールではより簡単にそれを行うことができます。

まとめたいオブジェクトを選択し、ボタンを押すと焼き付けてアトラス化したテクスチャが生成されます。これもVR環境などを作るのに便利なツールです。

Face Cutter

Face Cutterは機能としては前述のBoxcutterとも似ているのですが、Boxcutterはオブジェクトを切り取ることに大きく特化しているのに対して、こちらは面に対して切り抜きなどを行うことを重視したツールで、その操作なども大きく異なっています。

こちらはどちらかというとシンプルに面を切り抜きたい、というような時に便利なツールです。

Bend Face

Bend Faceは上記のFace Cutterと同じ作者により制作されているアドオンです。Blenderで任意の辺を起点にしてオブジェクトを曲げる、というのは実は結構工数がいる操作だったりするのですが、このアドオンを使うと任意の辺を起点にして曲げることができます。

特に長いオブジェクトを辺ごとに曲げていきたい、という場合において能力を発揮するツールです。

その他

その他、まだあまり使い込んでいないものの購入しているアドオンについて書きたいと思います。

Scatter

Scatterは植生や多数のオブジェクトをばらまいて設置したい場合に役に立つアドオンです。ローカルでレンダリングをする場合などには便利なのですが、生成されるシーンが結構重くなるのであまり使い込んでいません。レンダリングを前提のシーンなどには役に立ちます。

Auto-Rig Pro

こちらはAuto-Rig Proリギングをするのに役に立つ定番的なツール……なのですが個人的にあまりキャラクターモデリングをすることがないので、その真価を発揮できていない感じです。

Instamat: Material Workflow Redefined

Instamat: Material Workflow Redefinedはマテリアル管理を行うためのアドオンです。マテリアルの適用や編集などをより効率的に行うことができるアドオンです。

Extreme Pbr Nexus

Extreme Pbr Nexusは大量のマテリアルを含んだライブラリで多数のマテリアルを扱うことができます。

Kit Ops 2 Pro: Asset / Kitbashing Addon

Kit Ops 2 Pro: Asset / Kitbashing Addonはキットバッシングといってパーツを部品化して使うことのできるワークフローです。こちらは前述のHardOpsやBoxcutterを作成した同じ作者によるものです。

Fluent – Stressless Modeling Tool

Fluent – Stressless Modeling Toolもハードサーフェース向けの編集ツールで、メッシュ構造などが容易に作れたりするツールです。

Cablerator

Cableratorは電線など、ケーブルを張ることに特化したアドオンです。町のシーンなどを作るのに役に立つアドオンかと思います。

Call-Out Titles

Call-Out TitlesはアドオンではなくBlendファイルなのですが、コマーシャルなどでよくある注釈などを出すことができるものです。こちらは買ってみてあまり使い道が見いだせなかったので……ちょっと失敗でした。こういう映像のニーズがある場合には便利かもしれません。

最後に

ということで、個人的に購入したアドオンを紹介してみました。実はこれ以外にもThe Grove3D(木を育てることができるアドオン)などを別サイトで購入していたりします。

尚、アドオンの多く(特にアートアセットがないもの)に関してBlenderの制約上、自由配布が求められるGPLでライセンスされているため、自由に配布することができるようになっています。なので、もし気にあるアドオンがあり、持っている人を知っている場合は試用することができるかもしれません。

ただし、アップデートの提供など、購入することのメリットは大きいので購入をお勧めします。

最後に、Blender Marketではハートマークが先頭についているアドオンは売り上げの一部がBlender Foundationに寄付されることになっているため、こういったものを中心に探すのもいいかもしれません。

Blenderにアドオンを入れることで自分だけのBlenderにすることができます。入れすぎると重くなりますが、是非楽しんでください。

作成者: Hideki Saito

ゲーム業界に15年ほど携わり、現在は米国任天堂においてローカライゼーションエンジニアと翻訳技術の開発・保守などに携わる。