Vketセシルメーカーを使ってみた

以前、セシル変身アプリについては書きましたが、今回は、そのVket特別版であるVketセシルメーカーについて書いていきたいと思います。

このVketセシルメーカーは、スズキセシルさんがバーチャルマーケット6(Vket6)に出展しているブースで紹介されています。

Vket6のスズキセシルさんブース

このブースは迫力があってすごいので、是非見に行ってください。

今回、このブースで扱われていたのは以下の4種類の商品です。

この最後のVketセシルメーカー、Vketちゃん風セシルちゃんが作成できるアプリということなのですが、検索してみるも、公式の発表ぐらいしか検索結果に引っかからず、情報が皆無でした。ということで、こちら、購入して内容を確認してみることにしてみました。

尚、映像版に関してもYouTubeやニコニコ動画で公開していますので、以下、よろしければご覧ください。

Vketセシルメーカーの内容

さて、このアプリですが、以前紹介したセシル変身アプリと同じく、3Dキャラクターモデルを作成するためのWindows用アプリケーションです。12種類のプリセットが用意されています。

Vketセシルメーカー

作成したモデルはVRMとして出力することができ、VRChatやバーチャルキャストなどのVRSNSなどで使用することができ、また対応ゲームなどで使用することもできます。

ただ、Questではうまく表示できません。セシル変身アプリはcluster用パーツを使うことで対応させることができるのですが、残念ながらVketセシルメーカーではこの方法を使うことができません……。

顔や体型などを変更することができるため、例えばちびバージョンを作成することも可能です。(ただしこちらはプリセットには入っていません……。)

作ることは可能ですが……。

ちびバージョンを作ってみる

服装や髪の毛の色なども変えられるため、このアプリケーションを使用することで同じVketちゃん風セシルちゃんでも大きく見かけの違うものを作成することができるようになっています。

大きく変更してみた例

また、アプリケーション内でモーションをつけて見ることもできます。

モーションメニュー

可愛い3Dキャラクターモデルを手軽に作成できる

セシル変身アプリ譲りのインターフェースにより、手軽に3Dキャラクターモデルを作成できるようになっています。

Vketちゃん風セシルちゃんは可愛いですし、それを手軽に作れるのはすごく楽しいソフトだと思います。

また、他で見られない、ロングヘアのVketちゃん風セシルちゃんを見たり出力したりすることもできます。本アプリの所持者でないと出せないかと思いますので、これはちょっと自慢できる点かもしれません。

ロングヘアのVketちゃん風セシルちゃん

尚、ポリゴン数も全く同じで、スズキセシルさんのブースで販売されている他のアバターは全てのこのアプリで作成されたようです。

ただ、ちょっと惜しい!

このように非常に興味深いソフトではあるのですが、やはりちょっと惜しいな、というのが全体的な感想です。

今回スズキセシルさんのブースで紹介されていた商品はアバター4種類(3パッケージ)で合計額が11000円ですので、値段的にはそれプラス1000円の値段となります。

ですので、VketセシルメーカーはVketちゃん風セシルちゃんの決定版的ソフトであってほしいのですが例えば、ちびセシルちゃんのプリセットが存在していないなど、その点でも一歩及んでいない、という感じがしてしまいます。

また、これはいわゆる「版権物」であるため、仕方がない部分があるのですが生成されたVRMファイルのライセンスがある程度制約がついてしまっているので、使用がある程度制限されてしまう他、また変更が可能の幅もある程度限定されてしまっているのが事実です。

セシル変身アプリの機能や作りこみが非常に高いため、余計にそう感じてしまうのかもしれません。価格もセシル変身アプリの2年分のサポート額に相当するアプリなのですが、機能的には値段相応かというと、ちょっと疑問が残ってしまいます。現状はVketの思い出的アプリ、またはセシルちゃん応援のために購入した、と個人的には折り合いをつけている感じです。

やはりセシル変身アプリができることや、またその生成物の利用の自由さなど、セシル変身アプリがよくできているため、やはりそこで比べてしまいますので、少し残念さを感じてしまいます。

Vketちゃん風セシルちゃんはGameVKetで見た時から可愛いと思ってましたし、また、パブリックアバターはfavoriteに入れておりましたので、アバターのコレクションとして持つことができるのはうれしく感じます。

セシル変身アプリはすごく意欲的な更新が毎月のように入っているので、今後アップデートなどが行われるのかはわかりませんが、いろいろと改善がされていけばな、と思っております。

作成者: Hideki Saito

ゲーム業界に15年ほど携わり、現在は米国任天堂においてローカライゼーションエンジニアと翻訳技術の開発・保守などに携わる。