日本でのT-mobileローミング体験談

(本投稿は英語版、T-mobile Roaming in Japanに加筆修正を行い、日本語訳したものです。)

3月の終わり、3月23日から3月30日まで訪日し、今回、日本国内でのローミングを初体験しました。今回、前回の訪日より7年1ヶ月と24日ぶりの訪日となり、前回はいくつかの理由でローミングを行いませんでした。一つは値段の問題。過去に訪日した際にはローミング価格が非常に高く、とても許容できるようなものではありませんでした。もうひとつは、ローミング可能な機種ではなかったこと。当時、使用していた機種はT-mobile MDAというHTC Wizardと呼ばれる機種で、対応していた通信方式はGSM系であるEDGEであり、日本国内では使用できるものではありませんでした。

7年1ヶ月24日後、使用しているのはNexus 5であり、こちらはLTEW-CDMA方式を使用しているわけで、今回初めてローミング環境が使用できる準備が整いました。もうひとつの点として現在契約しているT-mobileはそのUn-Carrierの施策として、無料ローミングを打ち出しており、追加の契約でなしに無料で国際ローミングが使用できるようになりました。制限としては128Kbps相当への通信速度の低下であり、今回テストするのはその使用可能性が主になります。尚、通話に関しては毎分20セントということで、日本と違い、着信にも課金されますが、通常日本国内に置いてもソフトバンクのホワイトプランなどで30秒毎に20円、DOCOMOでも11〜15円程度になることを考えると悪くはない金額なのかもしれません。

飛行機を下りてからしばらくするとすぐに電波を受信し、Android 5.1の問題からか、一度再起動が入ってしまいましたがそれ以後は非常に快適に使用できていました。最初に表示されたキャリア表示はJP DOCOMOとなっていました。その後すぐに、SMSで156から以下のようなメッセージが受信しました。

Free T-Mobile Msg: Welcome to Japan. Unlimited text incl with your global coverage. Talk $0.20/min. More info http://t-mo.co/tc

Free T-Mobile Msg: Unlimited web included as part of your global coverage. To purchase high speed data please visit: http://t-mo.co/4G-Data

またその後しばらくしてから883番号より、以下のメッセージを受信しました。

Free T-mobile Msg: For faster web browsing, you can purchase a high speed data pass at: http://t-mo.co/4G-Data

これは追加で使用できる高速通信パッケージの案内で、15ドルで100MB(有効期限1日)、25ドルで200MB(有効期限1週間)、50ドルで500MB(有効期限2週間)の高速通信を行うパッケージが提供されています。これらは追加しませんでしたが、以前は1MBごとに15ドルが課金されていたことを考えると安いといえば安いです。尚、日本での通信においてはUTMSと表示されていたため、LTEではなくW-CDMAが使用されていたことになります。上記のパッケージを購入することでLTEに接続になるのかは分かりません。

割り当てIPアドレスを確認してみたところ、T-mobile USAのIPアドレスが表示されましたが、これはアクセスポイントがT-mobile USAのものになっているため、当然の結果となりました。通信経路に関しては前述のように128Kbpsに制限がかかるということで、心配がありましたが、特に写真などのバックグラウンド通信に対して制限をかけることで問題なく使用することができました。

キャリアをまたぐローミング(例えばドコモからソフトバンク)などが発生した場合、しばらくの間圏外になってしまう現象がみられました。発生した場合、少しイライラしましたが、ほとんどの場合は特に問題となるレベルではありませんでした。

メッセージ系のアプリは全く問題なく、また東京の複雑な交通機関を利用する際にはGoogle Mapsが役に立ちましたし、また、ブラウザの使用に関してもデータ圧縮が効いていることもあるのか快適に行うことが可能でした。

ソフトバンクとDOCOMOの可搬式アンテナ局。今回のローミングでは両方のネットワークを使用していたため、どちらの車両も経由したと思われます。
ソフトバンクとドコモの可搬式アンテナ局。今回のローミングでは両方のネットワークを使用していたため、どちらの車両も経由したと思われます。

今回の体験によって、何らかの接続手段があることはかなりの差が出ることが実感出来ました。

Trelloでゆるい情報管理

Trelloというサービスがあります。このサービス、2011年ごろからあるらしいのですが、全然気が付かなかった。(Org-modeを中心に使っていた、というのもありますが。)

これに気がついたのは最近、Hacker NewsのOrg-trelloへのリンクから。

どういう使い方ができるかというと使い方が決まっていないのがTrelloの特徴です。実際、新しいボードを作ると以下のような感じです。

Trelloの初期画面
Trelloの初期画面

普通、この手のサービスだと予めいろいろとプリセットがお膳立てされているのが多いのですが、Trelloの場合は必要に応じて自分で作ります。

Trelloでリストを作成
Trelloでリストを作成

各リストの中にはカードが含まれていて、その中にはかんばん方式みたいに進捗工程を並べるのもよし、トピックごとに情報を整理するもよし、と必要に応じて自由に設定できます。(いろいろな例がinspirating boardのページに記載されています。)

リストの中にカードを作るとこのような画面が表示され、その中にチェックリスト、ファイルなどを添付することができます。(説明やコメントなどはマークダウン記法が利用できます。)

空カード
空カード

このリストに期限、説明、コメントなどを追加するとこのような感じです。

記入済みカード
記入済みカード

もちろんこれはグループで共有したり一般公開することも可能で、変更履歴などを参照することもできます。

カードをリスト間で動かす場合はドラッグアンドドロップ可能で、これにより、進捗を更新時に「作業中」から「完了」などに動かす場合はその項目を動かすだけですみます。

このようにシンプルな構成となっているものの、非常に簡単に使用することができ、個人的には作業管理などに使用しています。モバイルアプリもあり、また各カードがメールアドレスを持っているため、そこに送信することで項目を追加できたりします。(例えば、メールの返信時にそのアドレスをBCCすることで備忘録的な使い方も考えられるかと思います。

ちなみに、基本機能は無料で、ビジネス向けや個人向けの有料版があり、それらは添付できるファイルの容量が増えたり、背景の種類が増えたりします。