「攻殻機動隊」に見る情報社会

Nextflixのトライアルに入っているので、Xbox360で攻殻機動隊 Stand Alone Complex、同2nd、Solid State Societyと見てみました。

この作品、結構有名ですが、見たことのない方のために説明しておくと、近未来の日本を舞台にして、ナノマシンを注入することにより脳のニューロンを電子接続し、「電脳化」して、脳から直接ネット(電脳ネット)に接続するという真のユビキタス情報社会が実現された世界(設定として宗教上禁忌の制約が少ない日本で爆発的に普及している、という設定もあり)という設定でその中で起こる事件などを解決し、ある事件の真相に迫っていく、という話です。

で、この作品の中で、おもしろいと思ったのが、Solid State Societyの一シーン。

もちろん、上記の電脳ネットに接続するためにはなんらかの方法でナノマシンを取り入れる必要があるわけですが、それを’行う病院のシーンが出てくるのですが、主人公が電脳に進入されて、その娘をその病院に連れて行くわけです。そこで写っているのが、「小児電脳科」という表示。

つまり、このフィクションの世界では、子供にも電脳化を施すのがほぼ当たり前になっているわけです。(そうでなければこんな科があるわけないですから・・・・・・。)

こういう世界では、電脳化をする、しないの選択はどのように行われているのかな、と。ちょうど今の世界で携帯を持たせる、持たせないの議論と似たような感じです。(電脳化の場合は非可逆という要素はありますが・・・・・・。)

作中の世の中では電脳ネットもほとんど生活に不可欠なものとして描かれていますが、こういった世の中では電脳化しない(=電脳ネットにアクセスできない)というような状況の方がまずいという状況なのかもしれません。(多分学校でも「電脳」教育というのがあるんでしょうね。)

はたまた「電脳ネットいじめ」がないのか、気になるところですが、現実世界では携帯は別に脳の中に取り込むわけではないですから、非可逆という要素はないにせよ、今後の社会生活に必要不可欠となりつつあるものであるのであれば、必要なものとしてその存在を認めたところで、そういったツールとしてのリテラシーの教育を強化する必要があるのかもしれません。

前にも何回か書きましたが、ネットいじめや学力低下などの諸問題は、例え持ち込み禁止にしたりしても、家庭からネットにアクセスできれば同じことであり、かえってそういった問題を潜在化させてしまうことにもつながります。非常に理解できないのが、学校内で、それも授業中に携帯を使うから、という問題を取り出してくるのは、「授業中にゲーム機(またはその他のおもちゃ)で遊んでいる」ということと同様のレベルの話であり、100パーセント、完全に指導の問題だと思います。自分が子供の時、少なくとも小中学校で授業中に遊んでいる人は見たことありませんし、もしあれば先生が注意していることでしょう。なぜ、携帯だけがこれだけ特別視されているのかが全然わからないです。

攻殻機動隊との対比はちょっと無理があったかな。(笑)