G1のローミングでひどい目に遭っている人がいるらしいということで、それをローミング中に使うことを想定して、データアクセスを停止する方法を書き留めておきます。特に常にネット接続で何かしているG1の場合、経済的な安全なため、このような自衛をしておいた方がいいと思います。
日本で持っている人も、他国でローミング時に役に立つかもしれません。
実は、G1にはローミング時にデータの停止を行うことができるのですが、米国のT-mobileユーザーが欧州のT-mobileのネットワークを使用したときにうまく動かない場合があるらしい。その方法とはSettingsからData Roamingのチェックを外すだけです。
それでは、完全に止めるのにはどうするか? ちょっとしたハックが必要です。ハードウェア的なハックではないもののハックはハックですので自己責任で。
まず、Android MarketからAnyCutアプリケーションをダウンロードします。次に、これを起動します。
New shortcutを選び、Activityを選択します。
Testingを探しだし、選択します。
適当な名前をつけます。
ホームに移動し、Testingを起動します。
Phone Informationを選択します。
こういう画面が出たら、下の方にスクロールします。
ここで、PPP send/PPP receivedの数字が動いていたり、IPがアサインされている場合はネット接続が生きています。
これを停止する場合はメニューボタンを押します。
Moreボタンを押し次のメニューに行きます。
ここで、Disable data connectionを選択するとネット接続は切れるのですが、再起動すると再接続されてしまいます。そこで、Disable data on bootもDisable data connectionを選択した後に、選択します。
再起動して上に上下矢印がついたG/E/3Gなどの表示が出ていなければデータは無効になっています。
ここで、Testingメニューに入るとデータが切れているのが確認できます。
有効にするにはメニューを選択し、Enable data connectionを選択すればいいのですが、これだけではデータ接続は戻ってきません。Set preferred network typeとなっているところをUnknown以外の何かに変更する必要があります。
このメニュー、いろいろ見ていて気がついたのが次の画面。
JAPAN Bandってのが。(笑)
暗号設定があるなど、セキュリティの問題もあるため、わからない場合はあまりいじらないほうがいいと思います。
追記
この画面、SMSCの項目はさわってはいけません。
間違えて変更とかUpdateとかしてしまうとSMSやMMSが動かなくなります。
この場合、どこかでSMSC番号を探してきて、入力してやる必要があります。