実際に開発してみました。
開発画面はこんな感じ。
EclipseにAndroid専用のプラグインを入れた形です。プログラミング自体はJava SEとなります。
GUIもグラフィカルにデザインすることができます。
ただ、Swingなどに比べて少し特殊。実は前にゲーム開発会社でプログラムやってたときはGUIシステム担当が同じような手法でのシステムを組んでいたため、理解は比較的簡単でした。
システムなんかも実機やエミュレーターに直接割り込んで検証することができるため、非常に使いやすい環境です。
この環境を使用すると実機からスクリーンショットを落としたりもできます。
Windowsやリナザウでおなじみ(?)のHSTempoの移植をとりあえずしてみました。(リナザウではZauTempoという名前になっています。)
初期のデバッグ段階で作ったのがこれ。
それから少し改造して、公開できるぐらいになったので、実際に公開してみました。
Androidのアプリの公開方法には以下の方法があります。
- Android Marketで公開する。
- 自前のサイトで公開する。(所謂勝手アプリ)
勝手アプリとはいえ、インストールする前にそれを許可する設定をしておかないとインストールが拒否されるだけで、制限がつくわけではありません。とはいえ、Android Marketでの公開は実機より簡単にアクセスできることもあり、ここで公開するのとそうではないのでは現時点ではかなりの差がつくことになります。
ということで、前者のAndroid Marketの公開にチャレンジしてみることにしました。
実は、個人として登録する場合においてAndroid Marketの登録には審査はありません。ただし、25ドルの一時金の支払いが必要になります。多分アカウント登録の乱発などを防ぐ狙いがあるのではないかと思います。
登録したら、アプリケーション名などを入力してアップするだけ、それだけで公開できます。ただ、アプリケーションパッケージには自己証明書でもいいので、署名をつける必要があります。(またアップグレードの時にそれが元のアプリと異なっていたらそれはそれで問題が出てきます。)
入力してアップロードするとすぐにAndroid Marketに掲載されます。
リストから選択すると先ほど入力した詳細が表示されます。
コメントなどもつけられ、みんな好き勝手なことを書いてくれます。(笑)ちなみにやはりみんなこの場所を頻繁に覗いているのかコメントなんかは公開後すぐにつきます。なかなかやり甲斐を刺激してくれます。
インストールするとすぐに使えます。
コメントに画面をもっと大きく使えってのがあったので、改造してみたのが1.0.1a。
開発言語がJavaですので、非常に楽に開発ができるのもありますが、エミュレーターや実機などを使用したデバッグプロセスも非常に快適にできています。開発環境も無料でそろいますし、実機を持っていない人も一度遊んでみてはいかがでしょうか。
「Android開発続編」への2件の返信
天才だなあ…
真の天才だ。このまま突っ走っておくれ~
いや、そんな複雑なものじゃないです。(笑)
でも、GarageBandとかProtoolsユーザーに受けがいいようです。