VirtualBoxライセンス

前の日記で取り上げた仮想化にはVirtualBoxというソフトを使用しているのですが、商用利用にはライセンスが必要なのかな、と思い調べてみると、通常使用にはVirtualBox Personal Use and Evaluation License (PUEL)というライセンスが適用されるとのことでした。この文面でPersonal Use(個人使用)は第二条で説明されているとおり、

(1) Sun grants you a personal right to install and execute the Product on a Host Computer for Personal Use or Educational Use or for Evaluation.

筆者訳文:

(1)Sunは本製品をホストコンピューター上で、個人使用、教育的使用、もしくは評価目的でインストールし使用することを許諾します。

となっており、「個人使用」に関しては、

“Personal Use” requires that you use the product on the same Host Computer where you installed it yourself and that no more than one client connect to that Host Computer at a time for the purpose of displaying Guest Computers remotely.

筆者訳文:

「個人使用」はあなたが、この製品をインストールしたホストコンピューターで使用し、またゲストコンピューターで表示することを目的とするゲストコンピューターが接続する際はその数は一台を超えないものとします。

つまり、かなり幅がありそうだなぁ、と思って調べてみると。

Licensing: Frequently Asked Questionsというページに以下のような表記が。

6. What exactly do you mean by personal use and academic use in the Personal Use and Evaluation License?

Personal use is when you install the product on one or more PCs yourself and you make use of it (or even your friend, sister and grandmother). It doesn’t matter whether you just use it for fun or run your multi-million euro business with it. Also, if you install it on your work PC at some large company, this is still personal use. However, if you are an administrator and want to deploy it to the 500 desktops in your company, this would not qualify as personal use. Well, you could ask each of your 500 employees to install VirtualBox but don’t you think we deserve some money in this case? We’d even assist you with any issue you might have.

Use at academic institutions such as schools, colleges and universities by both teachers and students is covered. So in addition to the personal use which is always permitted, academic institutions may also choose to roll out the software in an automated way to make it available to its students and personnel.

筆者訳文:

6.VirtualBox Personal Use and Evaluation Licenseにおいて、個人使用と教育的使用はどのような意味となりますか?

個人使用とは、あなたが一台、もしくはそれ以上のPCに自分でこの製品をインストールして、あなた(及び、あなたの友達、妹、おばあちゃん)が使用することを意味します。この場合、あなたが単に楽しみのために使用するのであっても、数百ユーロのビジネスをするために使用するのであっても差異はありません。また、あなたが大会社で使用している仕事場のPCにインストールする場合でも個人使用と見なされます。ただし、あなたが管理者であり、あなたの会社の500台のデスクトップPCにインストールしたい、というようなケースにおいては個人使用とは見なされません。まあ、確かにあなたの500人の従業員にVirtualBoxをインストールしろ、といえば済むことかもしれませんが、そんなケースでは、ちょっとはお金をいただけませんかね? また、その場合、問題が起きたときにフォローすることができます。

学校、大学、総合大学などの教育機関で使用する場合においては教師と生徒がカバーされます。この場合、個人使用でカバーされる範囲を超え、このソフトウェアを自動的に生徒や関係者が使用できるようにロールアウトすることができます。

ということで、開発環境を仮想化する、という個人的な使用方法は仕事であっても、「個人使用」となるようです。太っ腹!

ちなみにこのソフト、パフォーマンスも悪くないですし、丁寧に日本語化されており、非常にいい仮想マシン環境だと思います。