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GoogleとViacom

[WSJ] Google、YouTubeユーザーのIDとIPアドレス引き渡しに抵抗

これ、もし、そのまま解釈していいのであれば、狂気としか思えないのですが。

つまり、裁判所はViacomに全ユーザーID、IPアドレスに関連する閲覧記録を引き渡せ、とGoogleに命令しているわけですよね?

これは、Googleもそうですが、EFFが文句言うのは当たり前ですよ。YouTubeの利用に当たってGoogleにログを記録するのを認めているかも知れませんが、誰もViacom社にそれを保持してもいいとは言っていない、つまりユーザーから見てViacom社が当事者である保証はないわけでけですし、そうでない場合の方が多いでしょう。

このため、提供されるログは最悪でもユーザーIDやIPアドレスはハッシュ化されたものであるべきだと思います。

 Viacomがこのデータを欲しているのは、YouTubeとGoogleに対する著作権侵害の申し立てを強固にするためだ。特にViacomは、同社が著作権を保有するビデオの視聴頻度が、YouTubeのほかのアマチュアコンテンツと比べてどのくらい多いかを見極めようとしている。このデータは、著作権付きコンテンツがYouTubeにユーザーを引きつけ、Googleに金銭的利益をもたらしているとするViacomの主張を支持するかもしれない。

もし、これが理由であるのであれば、何もユーザーIDやIPアドレスをそのまま入手しないといけない意味はありません。なので、反対にこの要求をしているのであれば、Viacom社は何か他意があるのでないかと勘ぐられても仕方がありませんね。

作成者: Hideki Saito

ゲーム業界に15年ほど携わり、現在は米国任天堂においてローカライゼーションエンジニアと翻訳技術の開発・保守などに携わる。